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201702.21
中古マンションを購入する時に「予算より安い」「立地が良い」などという条件をメインに選ぶことがあるかもしれません。
しかし、実は「管理」についても重要なポイント。「マンションは管理を買え!」という言葉があるように、マンションでは場合管理状態のよしあしが「資産価値」を左右すると言っても過言ではありません。
住み心地とも関係する「管理」。購入前にしっかりとチェックしておくことがとても重要です。このことは、競売で中古マンションを落札しようとする際においても変わりはありません。
そこで今回は、中古でマンションを購入する際に管理が行き届いているかについて物件のどのようなポイントをチェックすればよいかまとめてみました。
建物に入る時に必ず通るエントランス。清掃状態がきちんとなっていない建物は、管理人や管理会社がしっかりとしていないことになります。
またエントランスのみならず、集合ポスト、共用廊下、駐輪場、ゴミ置き場の清掃状態の確認も重要です。汚れている部分が目立つようならば、あまり良い状態のマンションとは言えませんよね。
・エントランス
マンションという建物の「顔」とも言える部分です。この部分は住民以外でも、マンションの居住者以外の方がお客さんとして通過する場所でもあります。そんな部分が汚れていれば「管理がずさん」と判断してもいいかもしれませんね。エントランス部分の植木が枯れていないかなども併せて確認しておきましょう。
・集合ポスト
集合ポスト部分は住民が日常的に立ち寄る場所です。チラシやゴミなどが散乱しているなど汚れている状態でないかのチェックが重要です。この周辺が汚れているのも管理状態に不安を感じます。
・共用廊下の使用状況
また共用部分に住民の私物が放置されているような物件も問題です。住民のマナーが問われる部分ですが、これが放置されているという管理状態もいいものとは言えませんね。
・ゴミ置き場、駐輪場、駐車場
ゴミ置き場は、もともとゴミを出す場所であるため、多少の汚れが出てしまうのは仕方がありません。しかし、住民一人一人がマナーを守っていれば、極端に汚くなることはないものです。ここのチェックは住民たちのマナーを知る上でも大切です。
管理組合はマンションという共同住宅特有のものですが、実際に管理組合がしっかりと機能しているかどうかは分かりにくいというのが正直なところかもしれません。
まず管理組合がしっかり機能している場合には、定期的な総会が行われているでしょう。議事録のチェックをさせてもらい、過去1~2年間のものがなければ管理組合が事実上、機能していないことも考えられます。
また、管理組合の「管理規約」は購入前にチェックしておきたいものです。そのマンションに住む上でのルールが細かく決められています。共用部分の使用方法や管理費・修繕積立金について、管理組合の業務、リフォームについてなど、快適に暮らすための項目が多々掲げられていますので事前チェックをしておくことは大事です。
中古マンションをチェックする時に初めに観察したいのが、建物の外観。マンションのイメージを決めるものですが、築年数が古いとひび割れやタイル剥がれなどは当然あるでしょう。経年劣化によるものではありますが、これに対して「長期修繕計画」があるかをチェックしておくことも重要です。
そのマンションが新築された時点で長期修繕計画が長期にわたり計画され、内容に沿った修繕積立金が徴収されていることが一般的です。
住人となった場合には修繕積立金も支払うことになるでしょうが、この金額が少ないのに大規模修繕が計画されれば、一時金として住民一人一人が追加で支払う可能性も出てくるため、修繕計画に見合った積立金が設定されているかもチェックしておくといいかもしれませんね。
管轄裁判所と
事件番号を入力して下さい。
はい、マンション管理組合から請求を受ければ買受人が負担することになります。
区分所有法第8条により、管理費...