201603.17
中古マンションを購入して悩みのタネの一つともなるのが、収納部分。一戸建てと違って、居住する人達の生活スタイルに合わせて収納の設計ができるわけではありません。しかもマンションは限られた空間しかなく、増築して収納力を増やすことも不可能です。
しかし、実は家の中には収納にできそうな隠れたデッドスペースが結構あります。スペースを有効活用した収納リフォームによって、快適な暮らしを手に入れてみませんか。
各家庭によって、家族構成は違うもの。家族の人数が多ければ荷物も多く、必然的に「収納が足りない」ということになるものです。また、自分達の生活スタイルに合わせて設計された注文住宅と違って、中古マンションを購入する場合は収納を増やすために増築することもできません。
マンション購入者が収納不足と感じる部分は、玄関や押入れなどがメインです。家族の人数が多いと、全員の靴が収納できず不満を持ってしまいます。また、近年の日本人の生活スタイルに合わない押入れも不満が多い部分です。洋服を入れるためにクローゼットに変身させる方も多いでしょう。
「もっと収納を増やしたい!」と考えた場合には、まず考えるのが既成の収納棚ではないでしょうか。しかし、サイズの問題もあって自分が置きたい場所にすっぽりと配置できる家具に巡り合えないことも多いでしょう。
また、理想に近いものが選べたとしても実際に配置後に隙間が生まれてしまうこともあるのが難点。そんな悩みを持つ人には、造り付け家具がおススメ。デザインを部屋の雰囲気に合わせて作ってもらうことができるのもメリットの一つですが、既成家具のように家具と壁や柱との隙間ができずに「ぴったり」の収納家具になるのが大きな魅力です。
注文してサイズぴったりの家具を作ってもらう造り付け家具はオーダーメイドなので費用は高め。しかし収納力と家具と壁との調和が優れたものとなるでしょう。
壁面収納とは、壁の一面全体を使って収納を作ることです。壁一面が収納となることで、インテリアとしてはスッキリとした印象になります。また大容量の収納力に素晴らしさを感じることでしょう。何より、見た目の良さが注目の的となっている理由の一つかもしれません。
一方、既成の家具をいくつか配置した場合には、どうしても高さや幅が合わずに見た目が乱雑になってしまうイメージがあります。
例えばリビング。テレビを配置した場合に、テレビの上の部分の壁面が収納に活かせたら・・・と思ったことのある人も多いのではないでしょうか。家族の人数が多い場合には、こんな壁面部分のスペースも有効活用するのがおススメ。
壁一面、一続きになっている大容量の収納になり、いくつもの収納を組み合わせて凸凹させるよりもスッキリとします。
また周辺とマッチした素材の家具を作ってもらうことでインテリアとしても魅力的になるはずです。オーダーして作ってもらうことで、壁や部屋の雰囲気に合わせた好みの壁面収納が出来上がるでしょう。しかし費用が高くなってしまうというデメリットはあります。
そんな方にはインターネットなどを利用した通信販売での入手という方法もあります。ネットショップなどでは壁面収納家具がさまざまに販売されています。自分好みの色やデザイン、またテレビのサイズに合わせたものを選ぶことも可能です。
ただし、自分で組み立てる面倒さと組み立ててみてから、ちょっとした難点を感じられることも多々あるようです。
実は家の中には壁の中が空洞になっている部分がいくつかあります。そんな壁の中を「収納」に変身させてしまう方法を壁埋め込み収納と言います。奥行きはあまりありませんが、ちょっとした日用品を入れるには大変便利です。
トイレでは掃除用具を入れたり、洗面所ではタオルなどを入れることもできます。壁と一体化した収納ですから、スッキリとした印象になります。
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