201604.28
新築マンションを購入するよりは予算的にもずいぶん安く購入することができる中古マンション。しかも、中古マンションの魅力は費用だけではありません。さまざまな方面にすでに建築されていることから、好条件の立地の中から選ぶこともできます。中古マンションを購入してリフォームをすることで、理想的な居住空間を作ることも可能です。
ただし、マンションならではの問題点もあります。そこで知っておきたいポイントについてご紹介していきたいと思います。
マンションは共同住宅なので、ひとつの建物の中にたくさんの家族が住む形になります。一戸建てとは違って共同で使用すべき共用部分が存在するので、その点を理解しておかなければならないでしょう。
マンションは専有部分と共用部分に分けられています。基本的に、自分達がリフォームによって手の加えていい場所は「専有部分」だけになります。しかし、専有部分とはいえ、管理組合の規約でリフォームが制限されていることもあるので注意が必要なことも多いです。
マンションにはそれぞれ管理組合によって、規約が定められています。
住民たちが住みやすいように決められているものですが、リフォームに関しても細かく定められています。自分達が計画しているリフォームが可能かどうかについて事前に情報収集や確認をしておきましょう。
現代は、パソコンやスマホ、携帯電話などが普及しているので、分からないことがあっても自由にインターネットを使って調べることができます。リフォームについての情報収集もインターネット経由で簡単にできますが、インターネットでの情報のみに惑わされて、安易にリフォーム業者を決めてしまうのは危険です。
例えば「評判がいいみたいだから」「価格が安そう」と一社だけに見積もり依頼をして、契約をしてしまうのはNGです。
見積もり自体は無料ですので、複数の業者にお願いしてみるようにしましょう。
まずは数あるリフォーム業者の中から、相談してみたい業者を数社ピックアップします。そしてまずは電話での問い合わせを行います。
実際に電話をかけてみて、電話応対などの雰囲気の良さも確認してみたいものです。リフォームをする場合には、おおよその価格帯というものはありますが、現地の状況によって工事内容が変わってくるので実際に見積もりを出してもらうには現地調査が必要になります。電話でだいたいの価格を知りたいという人もいますが、電話だけで見積金額を知ろうとしても、あまり参考にならないことが多いですし「現地調査が必要」と言われることがほとんどです。
こうして現地調査によって、数社からもらった見積書を比較して、どこに頼むか決めるようにしたいものです。
金額は高すぎないか?
分かりやすい見積書か?
担当者の対応は丁寧か?
細かい質問にもきちんと答えてくれるか?・・・など、見極めたい部分は結構あるものです。
リフォーム工事をするとなると長くお付き合いをすることになる会社なので、納得のいく業者に決めたいものですね。
マンションは戸建住宅とは違う点が多々あると感じている人も多いでしょう。そんなマンションですから、リフォームすると決めたら「マンションリフォームの実績のある業者」を探すことをお勧めします。
例えば、リフォーム業者とはいっても「外壁工事が得意」と謳っている場合、いくら担当者の対応が良くて値段が良心的でもマンション実績が少なければトラブルのもととなってしまうこともあります。
基本的に中古マンション購入後のリフォームは、間取り変更であったり、お風呂やキッチンの設備交換といった水回り関係も多くなります。
特に中古マンションでは、リフォームに細かな制限をかけられることもあります。後々のことを考えると、マンションリフォームの経験が豊かな業者に頼むことが良いと言えそうです。決して価格の安さだけにつられて業者を選ばないようにするようにしたいものですね。
また、同じマンションをリフォームしたことのある業者がいれば、そちらに頼むのもいいでしょう。近隣の住人や管理組合に紹介してもらうのもおススメです。
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