201603.22
リフォームというと、どうしても大がかりな工事を想像してしまいますが、カーテンを少し変えるだけでもお部屋のイメージを一新できるリフォームになります。
今回はお部屋のイメージのもとになるカーテン、そしてカーテンレールについてお話ししていきたいと思います。
私達の生活には欠かせないカーテン。夜間にはカーテンを閉めることで外からのプライバシーを守ります。また日中にはカーテンを開けて外から光を取り込みます。「カーテン」とひとくくりに言いますが、素材や形によって機能性が変わってくるものです。また、自分好みのデザインや色合いを選ぶことで、お部屋を彩りドレスアップしてくれるインテリア感の強いものとなってきます。
では、私達の生活に関わってくれる主なカーテンについてご紹介します。
◎レースカーテン
レースカーテンには白などの薄い柔らかい色を使っていることが多いのではないでしょうか。特にミラーカーテンと呼ばれる素材では、外から見えにくいのがメリットです。階数の低いマンションなどでは外からの視線が気になることもありますから、こうした素材を選んでみるのもおススメです。またレースカーテンは、日中の外からの光を取り込みながら、直射日光を和らげるメリットがあります。
◎ドレープカーテン
レースカーテンの内側につける厚手のカーテンです。夜間に閉めることで、家の中の様子を外から見られないプライバシー効果があります。
また、このドレープカーテンは外からの強い光を遮る「遮光効果」、外からの音を聞こえにくくしたり家の中の音を外に漏れなくする「防音効果」、室内の寒さを外に逃がさない「保温効果」があります。
一般的なご家庭では、レースカーテンとドレープカーテンのセットで窓に吊るしていることが多いのではないでしょうか。どちらも色や生地の種類が豊富でデザイン性に富んでいるので、住む人が快適と感じることのできるものを選ぶといいでしょう。
◎ロールスクリーン
布をロール状にしたカーテンです。巻き上げる途中の位置で止めることも可能ですから、外から差し込む光の量を調節することができます。
また、このロールスクリーンは、窓だけでなく部屋の間仕切り的な感覚で使うこともできる多用途なカーテンとなっています。
◎ブラインド
スラットと呼ばれる羽根が何枚も連なってできたものです。羽根の位置を変えることで、光の差し込みを調整できます。
マンションの場合には、新築注文住宅と違って前の方が住まれた時のカーテンレールが取り付けられているものです。そのため、それを利用するなら、部屋のイメージを変える場合にはカーテンだけの変更でいいと考えがちです。
しかし、実はカーテンレールには種類があって性能が異なってきます。またカーテンレールによっては「カーテン」を傷めてしまう原因にもなってきます。どのカーテンレールを使っても一緒だろうと考えがちですが、性能の悪いものだと「滑りが悪い」「開閉時の音がうるさい」などという症状が目立ちます。
特にマンションでは窓が大きいこともあり、開閉時にスムーズでないとカーテンの劣化の原因にもなってしまいます。
そこで、少し価格は高いですが「機能レール」がおススメです。カーテンの開け閉めはスムーズで静か、カーテンやレールの劣化も少なく、開閉がストレスにならない仕組みです。
窓枠のサイズなどが特殊なものでない限り、通常売られている既成のカーテンを購入してもぴったりとお部屋にマッチするでしょう。レースとドレープカーテンがセットになっているお得感があるものを選ぶと価格も抑え目にお部屋のイメージチェンジが可能です。
また、少し高めですがオーダーカーテンという選び方もあります。数万円の購入からと価格は高めとなっていますが、理想的なものを確実に選ぶことができます。
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