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201512.04
新築マンションは高くて手が出ない、でも中古マンションなら・・・。古い中古マンションをお得に購入した後にリフォームをして、オリジナルな快適空間を手に入れる方も結構多いものです。そこが「リフォーム」の魅力とも言えます。
中古マンションは、築年数が新しいか古いかによって費用の幅もあり、その金額によってはリフォームにかけられる予算も変わってきます。
ここでは中古マンションを選ぶ時に注目したい築年数について、そして中古マンションを購入した人の多くが行っている壁紙のリフォームについてお話ししていきたいと思います。
一般的に中古で戸建住宅やマンションを買おうとする時には「新しい方がいい」と考える人が多いようです。その基準は「10年以内」だと言われています。しかし、実際には「中古」とは言え、築年数が新しい物件は需要があるため購入費用は高いものです。購入自体に費用がかかれば、リフォームへの予算は削らなければならないでしょう。
そこで、比較的古いお得な中古物件を購入して、その分をリフォームに費やすという考えもあります。ただ、あまりにも築年数が古いと心配だ、そんなイメージを持っている方もいまだ多いようです。
1981年と言えば耐震基準が新しくなり、建築基準法が改正された年です。ただし「1981年に建築されたマンション」ではなく「1981年の施行日以降に建築確認が行われたマンション」ということに注意をしなくてはなりません。
建築確認は工事の前に行われるものですから、単純に1981年築となっているから新耐震基準の物件だと考えるわけにはいきません。
築10年以上だからと言って、必ずリフォームが必要ということではありません。設備の耐久年数はそれぞれ異なっていますが、使い方や環境によって長く使えるものから、短くなるものまでさまざまです。
前の所有者が丁寧に使っていた場合には、すぐさま設備を入れ替える必要性もないことが多いです。ただ、壁紙や床は生活感が表れることが多いのが現実です。前の所有者がペットを飼っていれば床が汚れていたり傷ついていたり、タバコを吸っていれば壁紙が変色していることなどがあるでしょう。これから生活していく上であまり気持ちのいいものとは言えません。
そこで、新しく住むにあたって雰囲気を変えたい場合には、せめて壁紙や床くらいはリフォームしておきたいものです。ただし、床のリフォームについては管理規約で制限されることがあるので事前確認が必須です。
壁紙クロスの張替えは、部屋のイメージチェンジをする上で最も大きな効果をあらわすでしょう。壁紙を選ぶ時には、サンプルを見て決めるものですが、なかなかイメージが掴みにくいことも多いようです。後から「失敗した」ということもあるので、十分に検討していかなければなりません。
壁紙クロスの種類には、主にビニールクロス、紙クロス、布クロス等があり、それぞれ特徴やメンテナンス方法が異なります。
<ビニールクロス>
一般的に多くのご家庭で利用されているのがビニールクロスです。デザインや色がバリエーション豊かでイメージに合うものが見つかりやすい点で人気です。また、耐久性に優れているためメンテナンスがしやすいメリットがあります。種類が豊富なことから、価格帯にも幅があり選ぶものによっては施工費用が抑えられる点が魅力です。
<紙クロス>
原料がパルプの紙のため、アレルギーのある人にも安心というメリットがあります。しかし、湿気に弱くメンテナンスしにくいことから日本ではあまり使われていないクロスです。
<布クロス>
綿、絹、麻などを編んだ布クロスの魅力というと「高級感がある」というところ。素材の風合いを活かし温かみのあるお部屋にイメージチェンジできるでしょう。ただ、布なのでホコリや汚れが付きやすいというデメリットもあります。また、施工には手間がかかるので費用は高くなってしまいます。
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