201412.03
「比較的少額資金でも投資が開始できる」と注目を集めているワンルームマンション投資。確かにそのほかの不動産投資と比較すると、投資を始めるにあたってのハードルは低そうです。しかしリスクや利回りなどはどうなっているのでしょうか。また、ほかの不動産投資と比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。
中古のワンルームマンションは、都心部でも1,000万円台から購入できます。一部を自己資金で、残額は投資ローンを利用すれば、会社勤めの若い人でもそれほど無理なく調達できる資金の範囲内でしょう。
購入したマンションを賃貸すれば月々賃料が入ってきます。この賃料をローンの返済資金にくわだてることで、それ以降のローンを負担に感じずに済み、ローンを完済すればマンションという現物資産が丸々手元に残る。これがマンション投資の原則です。
株式投資やFXなどのように、投資に失敗しても自分の資産がゼロになるわけではありません。空室リスクに気をつけ、適正な賃料を維持していければ着実・堅実に資産形成ができるでしょう。
戸建住宅やファミリー用マンションでは一戸あたりの金額が高額過ぎてローンを払いきれないリスクもありますが、ワンルームマンションなら毎月の返済額は比較的少なく、最悪の場合は「自分が住む」ということもできます。
「もしローン返済中に事故や重い病気にかかってローンを支払い続けられなくなったらどうするのか?」という心配もありますが、ローンを借りている人は、「団体信用生命保険(だんしん)」に加入することができます。
これは、ローンの借り手がローン返済中に死亡・高度障害などになった場合、残存債務を保険会社が返済し、借り手の債務は消滅するというものです。
だんしん制度の利用により、ローン借入期間中は生命保険料を圧縮することもできます。
不動産鑑定評価会社の東京カンテイによれば、2012年1~9月における中古ワンルームの流通件数は5万件を越え、前年同期を約10%上回っています。また、この期における中古ワンルームの表面利回りは8.39%となっており、前年比で0.36ポイント上昇しています。ちなみに、この期における新築ワンルームの表面利回りは4.16%でした。
賃貸不動産における表面利回りは、年間の賃料収入総額÷物件価格×100で求められます。つまり中古マンションの購入価格は新築マンションに比べて安いため、相対的に表面利回りが高くなるということです。
もちろん物件にもよりけりでしょうが、これから不動産投資を始める方にとって、中古ワンルームマンション投資は比較的リスクが低く、また利回りも期待できる分野ということができるのではないでしょうか。
ワンルームマンション投資には、資金に余裕ができれば2戸目、3戸目と物件を小さく買い足していけるというメリットもあります。複数のマンションを所有することでリスクも分散できますし、まとまった資金が必要な際はそのうちの1戸だけを手放すことも可能でしょう。
また、中古ワンルームマンション投資はこのように「資産の一部を現金化しやすい」「遺産相続の際にも遺産を分割しやすい」などのメリットがあり、若い方の資産形成だけでなく、リタイヤ期を迎えた方の老後の資産運用にも好適ではないかと思われます。
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①納付済の保証金の返還が受けられません。
②入札した当該同一物件が再び期間入...